Anamorphic lens 4:訂正

ああ間違えた。FCP上の歪みの数値を基準にするんじゃなくて画面サイズを基準にしなきゃダメだった。"ELMOSCOPE II Anamorphic"は×2らしいのでとりあえず縦幅を2で割った1920×540の画面を基準にして歪みの数値を探ったら実はFCPの設定としてはアスペクト比-100が正解だった(前回は-50でやってた)。


シネマスコープの横縦比は2.35:1(12:5)とのことなので、縦540を基準にすると 12:5=1296:540が最終的な画面サイズ。倍率は×2なので本当は再生時2592×1080の面積になるのだけど、デジタル視聴前提だと編集ソフト上で横幅を拡大するしかないので今回はやらない。デジタル視聴を前提にしなくても(上映時にアナモフィックレンズを付けて映写すると考えても)、画面の情報としては1296×1080しか使ってない。つまり624×1080もトリミングされている…。でもそれだけトリミングするとビネット部分がほとんど切られて50mmのレンズでも使えるということになった。


結論としては16:9のイメージセンサーを使って2.35:1のスコープサイズにこだわるなら、せめて×1.5程度のアナモフィックレンズじゃないと大量な面積がトリミングされることになるのでもったいない。
とりあえず×2のレンズで2.35:1にするには大量にトリミングするしかないので5D2でOKだった。トリミングしないで3840×1080=3.5:1の超横長なフレームでやるなら小さいサイズのイメージセンサーのカメラを使った方が普通に標準レンズから使えるのでよさそう。などとぐだぐだ書いてみたけれどまた間違ってるかもしれない。


ELMOSCOPE II Anamorphic + CANON EF50mm F1.8 II, EOS 5D Mark II Test Movie (cinemascope 2.35:1)

内容はほぼ同じ(最初と最後のタイミングも揃えれば良かった…)。正しいアスペクト比と画面サイズにしたもの